『気持ちいい』、『気持ちが和む』
私たちの身体は知っています。これは、畳の持つ本能的なやすらぎです。
安らぐ・落ち着く
- 目には見えませんが畳は人間にとって良い空間を作ってくれています。誰でも無意識の内に安堵感を感じています。
吸・放湿性
- 畳は湿気があれば吸収し、乾燥すれば水分を放出する優れた機能を持っています。(建材・素材中トップクラスのエアコン機能)室内の湿度をいつも安定させ、室内温度を調節しています。
特殊な弾力
- 畳床がワラ100%の場合、中心部は空気の層で出来ています。 畳表のイ草も優しい弾力を有しており、両方の特色が理想的な弾力を造り上げています。転んでも怪我をしにくい床材です。更にその感触は、足の裏に程よく、脳に良い刺激を与えていることが分かっています。(ボケ防止)
吸音性
- 畳のある空間は静かです。優れた吸音性をもたらします。
畳は呼吸しています。その為ほこりを吸収したり更にはダイオキシン・ホルムアルデヒドを吸収し、同じ家の中でも畳のある部屋は空気が綺麗なことが実証されています。(化学物質が少ない空間)
※畳一枚が二酸化炭素を1.5キロ吸収します!正に、エコです!
抜群な抗菌性
- い草(畳表)には抜群の抗菌性があることが研究で明らかになっています。腸管出血性大腸菌O157などの食中毒菌や腐敗細菌に極だった抗菌性を示しています。(北九州市立大学 森田 洋博士)O157の他にサルモネラ菌・ブドウ球菌・。腸管出血性大腸菌O26・O111・ボツリヌス菌・腸炎ビブリオ菌等々腐敗細菌でもバチルス菌・ミクロコッカス菌等にも抗菌性を示しております。その後の研究でお風呂に繁殖するレジオネラ菌や水虫に対しても有効なことが明らかになっています。これを見ても畳が如何に衛生的で理想の床材であるか明白です。
香・色合い
- 畳(イ草)の香は、調査で好む香のトップクラスにあります。その香は脳を刺激してアルファ波を出すことで知られています。また色合いは赤と黄色の中間色で、これは日本人の好む色だそうです。また、畳の色と日本人の皮膚の色は、光の反射率がほとんど同じ事から保護色になり、畳のある空間そのものが私たちにとって無意識に本能が安らぐ場なのです。